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21世紀以降の社会の仕組みを支える最先端技術がずらり。
技術を使いこなす智慧の目が問われる現状を考察します。
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■ミネラル革命(6) ⇒(1) (2) (3) (4) (5) (7)【2003年3月16日】
病気未満、健康以前 / 栄養療法専門医がトレンドに / 金属系
vs 植物系
■病気未満、健康以前
農地からのミネラルの枯渇など、今日、かなりの人々がミネラル不足を来たしつつ活動していることがわかってきました。
さて、
『あなたはいま健康ですか?』と問われたとき、どう答えるでしょうか。
お医者さんに掛かるぐらい体が悪い人は、何らかの病気があるでしょう。かといって、明確な病気でなかったら残りは全部健康の範疇に入るのか? というと、そうとも言えないのが現状ですね。
私たちは毎日の生活の中で、
・寝起きが悪い
・疲れやすい
・やる気が出ない
・風邪をひきやすい、直りにくい
・寝ていて足がつった
・筋肉がかたい
・関節がいたい
・血圧が高い
・動悸/息切れがする
・イライラしやすい
・集中力が続かない、物覚えがわるい
・エネルギーが不足しているような気がする
・ごく普通に生活してきたが、中性脂肪値が高いと健康診断で言われた
・コレステロール値が高いと健康診断で言われたが、食事には気を使っているし、自分では以外な感じがする
・
などなど、ちょっとした不具合をかかえています。
こうした、病気でお医者さんに掛かるほどではないけれども気になる症状が、実はミネラル不足と関係しているらしい、とわかってきています。
今後、ミネラル不足と不健康な状態との因果関係の解明が進むにつれ、「病気ではないけれども健康でもない」症状とどう取り組むか、さまざまな提言がされていくと思われます。
■栄養療法専門医がトレンドに
もし、食生活と栄養改善の提言を受けたとしても、各個人が独自に自分の体調と栄養を食事から判断して、ミネラルのサプリメントを摂れるようになるでしょうか? 何らかの栄養教育がないと、ちょっと難しいものがあります。
というのも、先にも書きましたが、ミネラルは微量な上に、多種類がお互いに作用しあって、集団として、他の栄養素に働きかけるものなので、そのバランスの取り方はとても難しいものがあるといわれます。聞きかじりの断片的な栄養知識で単品のミネラルのみを突出させることは、バランスを崩すので危険だといわれます。
さらに、このバランスを難しくしている要素に、ミネラルの吸収の問題があります。摂取量が必ずしも吸収量と同じではないのだそうです。栄養成分表の数値が即吸収量とはなりません。他の栄養素とここが違います。
ミネラルが吸収されるときには、さまざまな要素に影響され、ことをさらに複雑にしています。胃や腸の状態、腎臓の状態、遺伝、個人差、年齢、摂取時刻、どのミネラルと一緒か、などなど。量にも影響され、摂取量が増えると吸収量は減る、という具合です。あるミネラルを吸収するときに、他のミネラルを体外に出してしまうこともあります。
こうしたことから、近い将来には、ミネラルや栄養に詳しく、見極めのつきにくい症状を的確に判断してサプリメントを処方する「栄養療法専門医」や、「サプリメント・アドバイザー」や「栄養コンサルタント」、「サプリメントに強い栄養士」などの職業が、重宝がられていくのではないかと思われます。
こうした動きは、生活習慣病=成人病を未然に防いでいこうとする予防医学の進展、セルフメディケーションの推進と歩調をあわせた動きとなって出てくるでしょう。21世紀の医療は、病気の治療から病気の予防に進んでいくわけです。
この、ミネラルなどによる栄養改善は、【原因療法】だといわれます。
もし、成人病や生活習慣病になったとして、現在の医療は【対症療法】ですので限界があり、必ずしも根治には有効ではありません。これに対して、ミネラルなどの栄養療法や栄養改善は、生活習慣病などの慢性病やその予備症状を治していく根本的な対策となります。こういったことから、今後ますますサプリメントの摂取が有効になっていくと思われます。
■金属系 vs 植物系
ミネラルというと、金属、岩石、鉱物だと反射的に考えます。
たとえば、牛乳やチーズ、ヨーグルトなど動物由来のものに多いといわれるカルシウムですが、摂取するカルシウム総量として考えると、野菜からもけっこう取り入れているのです。
金属や岩石、貝殻など、健康食品ブームの初期に多くみられた金属系ミネラル・サプリメントと、植物系ミネラル・サプリメントにはどんな違いがあるのでしょうか。
実は、これが摂取量と吸収量にもつながっています。
従来の栄養学では、ミネラルの吸収率は10〜15%といわれてきました。これは、つまり金属系ミネラルのことをいっています。
植物系の吸収率はどれほどかというと、約98%ほど。この差は歴然としています。同じ元素なのになぜこうなるのかですが、第一にミネラルの大きさがこの差を作り出しています。
岩石や貝殻をいくら細かく砕いて粉末にしても、体内に吸収する大きさとしてみると、大きすぎるのです。粉末というのは、赤血球の10万倍、1ミクロンがいいところです。肉眼で物質が見えているようでは、そのまま人間の体内には吸収できないのです。
その点、植物の根から吸収されるミネラルは、10のマイナス9乗というナノサイズで、赤血球の1/7000という小ささです。植物は土の中で根から酸を出して、岩盤をイオン化して、マイナスに帯電した状態で体内に取り込むというのです。
植物のこの精緻な仕事は、人間が機械的にいくら精巧な粉末をつくっても替わりはできません。
こうした金属系の吸収率を高める方法(=キレート化)も開発され、これで、吸収率は45%ほどまでに高まりますが、それでも半分以上は吸収できずに捨てられてしまいます。また、具合の悪いことに、粉末にした金属系ミネラルはプラスに帯電するのだそうですが、なんと金属がプラスに帯電すると、毒性が出るというのです。
こういった事情が知られていくにつれ、金属や岩石、貝殻を粉末にしたミネラル・サプリメント製品の次世代の製品として、植物系ミネラル・サプリメントが注目されてきています。
来週は、特集最終回、植物系ミネラルについてです、お楽しみに<Rei>
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