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一朝一夕で身につくものではないけれど、始めなければ始まらない。
真のリーダーが身に付けている深い教養。 人前で話をする人の、話のタネ。
VOL.1
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指桑罵槐(しそうばかい) 【2002年8月8日】
〜桑(くわ)を指さして槐(えんじゅ)を罵る〜
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指桑罵槐、シソーバカイと読みます。中国人の行動原理なのだそうです。(「この厄介な国、中国」ワック文庫・東京外国語大学名誉教授/岡田英弘氏)。
桑は、蚕の食べる桑の木のこと。槐は、えんじゅの名で知られ、街路樹や庭木として植えられる喬木を指します。つまり、似ても似つかないものどうしのことです。
本当の怒りの対象とは全く違うものを攻撃する、という意味だといいます。「鶏を指して犬を罵る」というのも同じです。
同書によれば、中国人は当事者を直接批判することはほとんどなく、この「桑を指さして槐を罵る」というやり方をするといいます。ある相手を攻撃しているように見せているけれど、実は別のところにいる人を批判していることになっているというのです。中国が激しく批判などしてくる問題があったなら、マに受けて腹を立てるのではなく、彼らが真に攻撃したいのはどこなのか、誰なのかという視点で思いを巡らしてみるのがよいらしい。
いま、中国産冷凍ホーレンソーから基準を超える残留農薬が検出され問題になっていますが、中国当局は記者会見で、「日本の野菜に関する現在の安全基準が非科学的で不合理なところに問題がある」と、逆に日本の検査手法を非難してきています。
この問題も、指桑罵槐で読み解けば、中国国内の検査方法や検査担当者たちを非難している、と見るべきなのだろうと予想されるわけです。
「言いたいことがあるなら正面切って言ってこい」とか、「陰でこそこそ言ってないで本人に言いなさい」など、正々堂々を良しとする日本のメンタリティーとは違った面があるようです。
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