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企業のマーケティング/プロモーション分野に幅広くかかわってきた筆者が眺める

プロモーションツール制作周辺ストーリーです。


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■21世紀の足、リニア&フリーウェイ 
【2002年10月12日】


■情報とカネを運ぶのがIT

ナスダック・ジャパンの撤退で、「IT(情報技術)革命」の中身は「ITバブル」ぎみだったのだなあと分かってきました。

コンピュータ技術による「IT革命」という言葉で表現されてきましたが、情報伝達技術の変化で引き起こされると予想された、社会システムや商品、サービスの質的な変化については、「革命」というにはちょっと力不足だったということのようです。

というのも、経済というものを形づくる人・モノ・カネ・情報のうち、ITが運べるのは情報とカネだけです。肝心の、人の移動や物流という経済の中心的な分野では、ITは主役ではありません。ITがあたかも万能のように煽られ、人々もIT関連株といえば業績や事業内容を問わずに買い、また株価も上がってきていたということは、バブルだったのだとわかっってきたわけです。ナスダック・ジャパンでは、実際には当初の目標の1/10程度しか、上場企業がなかったといいますが、日本の起業支援策が立ち遅れているのを差し引いても、結局のところ、IT関連企業というだけで会社が伸びるものではないということだと思います。

IT革命といっても、IT機器をただ導入するだけで、古い20世紀までの企業システムや業務システム、また個人でも生活習慣をそのままにしていたのでは、まったく革命の醍醐味を味わうまでにはいかないわけです。IT機器を導入したのなら、使用者や使用企業がその機器のスキルでできる業務フローに変え、営業スタイルを変え、機器の便利さを積極的に生活習慣に取り入れて行くことが必要だ、という意味で、人々に意識の変革を促そうという目的が強かったと思います。その啓蒙的な響きが、「IT革命」という命名にはありました。

販促ライターとして、IT関連企業のパンフレットやツール展開の仕事にかなりこの種のコピーを書いてきたわけですが、背景には、こういったIT業界などの切なる思いや期待を感じつつ仕事をしてきたというのが正直なところです。

今後も、IT自体はなくなるものではなく、むしろ生活全般、社会全般の基盤の多くに、目立つこともなく当たり前の技術要素として数限りなく採用されていくものだと思います。そういった意味で、ユビキタスとも、パーベイシブ・コンピューティングともいわれる段階に進んできつつあります。ともに、「いたるところにある」コンピュータ、「ものやサービス自体に広く染み込むような」コンピュータというわけです。

今後も、経営手腕にすぐれ、人々のニーズに適った商品やサービスを提供するIT企業は着実に、堅実に、社会に有用な企業として伸びていくことだろうと思います。



☆高速道路がタダになれば、不況は..

一方、人・モノ・カネ・情報のうち、人・モノを運ぶ大量輸送システムの改革には、高速道路料金の無料化や、リニアモーターカーやエアバスなどによるトランスポーテーション革命の方が待たれていますし、懸案事項だといわれています。

ようやく、日本でも高速道路公団の民営化などの動きが出始めていますが、これは、21世紀のトランスポーテーションとして何がふさわしいか、どういった運営がふさわしいか、という白紙の状態から再構築していく必要があると思います。

海外に行ったことがある方ならご存知でしょうが、高速道路は、ドイツ、イギリスは無料、アメリカでもそのほとんどが無料、フランスやイタリアは有料でも料金は日本の1/3〜1/5程度。アメリカの有料道路でも、25¢か50¢を入れるだけというのがほとんどだそうです。

ごくごく素朴に考えてみても、道路を通るのにお金を取るというのは、人間の自由な行動を制限しようというものの考え方で、料金所というのは関所と同じです。まだまだ日本は、国民を自由に活動させたくないという、お上の発想から抜け切れてないようです。「受益者負担」という考え方をしている限り、日本の高速道路が開放されることは望み薄です。しかし、そもそも道路は誰のためにあるのかといえば、広く国民の活動に貢献するためであり、基本的な社会資本であるわけです。高速道路の無料化をぜひ実現してもらいたいものです。

実際、高速道路が無料になると、その経済への効果は計り知れないと想像がつきます。

北海道から九州まで走ってもトラックの高速代がなくなりますから、物流コストも安くなります。産直ものが安く食べられます。レジャーにも、観光にも、人々はうれしそうに頻繁に出かけるようになるでしょう。外出先で食事もします、お土産も買うでしょう、宿泊もするでしょう。交通費負担が少なくなるので、郊外の一戸建てから都心に通勤する人も増えるでしょう。なので、郊外の戸建てや、自動車や二輪車を買う人も増えるでしょう。また、地方や人々との交流が盛んになり、さまざまなコラボレーションが生まれるでしょう。お店などを出す人も増えるでしょう。などなど、その影響は計り知れないわけです。

高速道路を無料にするだけで、圧倒的に国民生活が活発になるわけです。ですから、内需を喚起するための政策としても、大型減税などというスズメの涙金や、ふるさと創成基金などで1億円をバラマクよりも、確実に有効で、国民全員が喜べるものではないでしょうか。今の不況感も、吹っ飛んでいくと思われます。



☆リニアで、東京−大阪が1時間に

そして、21世紀のトランスポーテーションの本命として期待されるのが、リニアモーターカーです。

JR東海のリニアモーターカーのオフィシャルサイトを見てみました。

1962年に、浮上式鉄道の研究として始まった超電導リニアモーターカーの開発は、約40年を費やして、『いよいよこの2000年3月9日には、運輸省の(現在の国土交通省)超電導磁気浮上式鉄道実用技術評価委員会で、超高速大量輸送システムとして実用化に向けた技術上のめどが立ったものと考えられる』、との評価を受け、実用化に向けた次のステップへと進んでいます。現在、JR東海が幹線予定地域の調査をしているところまできています。

東京-甲府-名古屋-奈良-大阪を結ぶ中央新幹線が開通すると、東京-名古屋が40分、東京-大阪が1時間。つまり、東京から大阪までの地域、この地域に住む人々は7,000万人だそうですが、これらの地域と人々が1日経済圏となるだけでなく、日常生活圏となるということなのです。

これは、もう、前代未聞のことが起きてくるということなんです。日本に住む人々が、ものすごいスピードで移動しあい、交流しあい、物資も流通していくことになります。そして、このリニアが全国を貫いたときを想像してみましょう。日本全国が、ほぼ1日経済圏として機能していくようになるのが予想されます。結婚式は6月の北海道の爽やかな花々にかこまれた式場であげ、出席者一同がリニアで移動して披露宴は東京でなんてこともできてしまいます。『心斎橋で探したけど..、ちょっとこれからニコタマを覗いてみよう』なんていうことも当たり前。

東京一極集中、地方都市の活性化などといっていた問題も、霞んでいってしまうと思います。日本全国を対象とした事業の展開をできるようになり、企業家にとっても、なんともワクワクする時代がもうすぐ来るということではないでしょうか。商圏が一気に広がるわけですから、ここにしかないという独自性のあるお店には、ほぼ全国から多くのお客さまに来店していただけるようになっていきます。そういったオンリーワンのものがあれば、ネットショップ上だけではなく、実際に人々がやってきてくださるようになるわけです。

このリニアですが、陸上のジェット機と呼ばれるように、速度は500キロを越えます。1999年には、1,003キロというリニア同士のすれ違い速度を達成したそうです。いったい、地面すれすれを500キロで移動するのはどんな感覚なんでしょうか。

ということで、その乗り心地を味わおうと、リニアモーターカーの試乗会に申し込んでみました。誰でも応募できるもので、試乗会でのスピードは450キロだそうですが、もし乗れれば、結果をご報告しましょう。

21世紀を体感して、ワクワク感を取り戻してみませんか。特に、不況感でまいっている方にはおススメです。別発想をするには、普段とは違う新しい環境に身をじかに置いてみるのが早道かもしれません。 <Rei>
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リニア試乗会申し込みに興味のある方はクリックしてみてくださいね:

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