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■経験して身にしみるクチ 
【2002年12月15日

ある朝静かに / 仕事は部パソコンの中.. / モチはモチ屋に


■ある朝静かに


いやー、やってしまいました。空白の一週間です。

というか、正直言って心のどこかで恐れていたように思います。パソコンの故障はコワイ。データのコピーを取らなきゃ。毎朝パソコンが順調に起動するたびに、よし、今日一日は大丈夫だと少しホッとしながらも、マシンが動くのは当たり前のこととして仕事に使ってきていました。そして、夜、仕事を終えてパソコンを順調に終了させて電源が切れたのを確認すると、順調だなと再確認しているもう一人の自分がいました。

先週後半から泊りがけの経営者向けセミナーに参加していた私は、先週の月曜日の夜に戻り、メールの数の多さを確認したものの、遅いから返事は明日の朝にと、パソコンを消したのです。

翌日の朝、その日は私が営む事務所、「オフィスレイ」の支払日にも当たっていました。お客さまや取引先のデータのほとんどがパソコンのなかに入っています。その資料データを紙出力するのは、せっかくデータ化するのに反しているように思えてしていませんでした。

朝、パソコンが1回で起動しません。おや、機嫌が悪いゾと再起動。でもダメです。しょうがないなあ、と電源、ケーブルの差込を再確認して3回目の起動。動きません。その後何回か起動しても状況は変わりません。何か、悪い冗談を見ているような気分です。マシンにおちょくられていて、しばらくしたらマシンの機嫌が直って、何事もなかったようにいきなり動くようにも思えました。昨日の夜の終了の仕方を思い返してみても、特にWindowsの終了が途中で止まったということもなかったようです。ほんとうに、静かに、突然、パソコンは動かなくなってしまいました。


■仕事が全部パソコンの中..

パソコンが故障したと納得するまで1時間半。
仕事のデータは、最近、外付けのハードディスクに移したことを思い出し、ほっとしました。が、問題はメールです!ここ最近さぼってバックアップを取り忘れています。あれはたしか、Cドライブのどこかに入っているはず。バックアップしていない最近のものは、どこにどんな名前で入っていることになるんでしょう?ああ、銀行に行かなくっちゃ、今日は支払日だゾ。でも、その前に、メーカーに連絡しなきゃ。

とにかく、パソコンが動かないことには、データの確認のしようがありません。取引先からのメールも入っているはずです。仕事のほとんどにパソコンとメールで対応しているSOHOオフィスですから、パソコンが動かなければ仕事にならないのです。

パソコンメ−カーに連絡して、長〜いやりとりの末に分かったことは、

●リカバリーCDを掛けてみて、回復するなら、Windowsのソフトに何か問題があったと思われる。
●リカバリーCDを掛けても回復しないなら、ハードに問題があると思われるので、マシンをメーカーに送り調べる。
●リカバリーCDを掛ける前に中のデータを取り出すのは、お客側の責任範囲なので、業者か知り合いに頼む。

業者といっても、取引先住所録もほとんどがパソコンの中です。誰か知り合いで、マシンのデータリカバリーに詳しい人がいるとそんなに難しくはない操作です。と電話口で言われても、とっさに浮かびません。頭の中は、とにかく朝からマッ〜シロなんです。

量販店のサービスに電話をしてみました。ラオックスは、当社でお買い上げの方のみのサービスです、といいます。ヨドバシカメラは、当社ではやってません、といいます。ビックカメラもやってないといいます。そこでデータリカバリーをやる業者を紹介してもらったのです。そのときに、言いにくそうに、法人対象のサービスなので高いですよ、と念を押されました。

さっそく、業者に電話です。で、わかったことは、

●データのリカバリーを頼んでくるのは、そのデータのビジネス価値が高いとはっきりしている企業がほとんどであること。
●料金は、そのデータの階層や容量などに比例して高くなる、いわゆる「青天井」システムになっていること。
●また、データのリカバリーは非常に難しくて、必ず成功することではないこと。
●個人客は、データリカバリーに失敗すると、料金を払わないと言い出すなどクレームになりやすいので、ほとんど受けないこと。

というものでした。
しかも、リカバリーCDを掛けるには、パソコンに増設したユニットなどは事前に全部外しておく必要があります。そうしないと、リカバリーCDがまともに掛けられないというのです。


■モチはモチ屋に

たかがメールといえばそれまでですが、大事なお客さまや取引先、知人・友人からのメールは、仕事上にはかかせない情報です。今更ながら、自分の情報システムがメールにお任せになっていることに気が付かされました。

今回私は、知り合いの会社が、「全国ネットで、パソコン関連業務を訪問受託」しているのを思い出し、データリカバリーとハードディスクの交換をお願いしました。料金は、企業向けの青天井ではなく、良心的なシステムでした。が、残念ながら最近1年分のメールデータは全滅してしまい、救えませんでした。3年3ヶ月でうちのマシンは壊れました。
いやー、ここ1〜2週間にメールをくださった方々、ほんとうにごめんなさい。よろしかったら、再送メールをいただけるとありがたいです。

最近、パソコンにも馴れてきていて、慢心してしまい、メールのバックアップを取らなくなっていたのです。それに、仕事のデータを外付けドライブにそっくり移したことで安心してしまい、メールにあまり注意を向けなかったことが敗因です。メールソフトにOutlook2000を使っていますが、バックアップの手順が難しそうなので、そのままになっていたのでした。お粗末です。これを機に、年明けの1月には、セキュリティも含めてマシン関係のLANも構築して対応する予定でいます。

というわけで、怒涛の1週間を過ごし、まだ、カスタマイズの最中です。「情報化社会のe智慧マガジン」もそのあおりを受け、表示が変わってしまっているようです。見つけ次第手を入れているところで、ご不便をおかけしています。この間、仕事にはほとんどなりませんでした。なにせ、リカバリーしてしまったもので、せっせと、以前の環境設定まで戻さなくてはならず、それが途方もない手間と時間がかかります。増設したり、カスタマイズしたり..。

それに、なにより辛いのは、パソコンデータがなくなるというストレスです。データがなくなったのではなく、その年月の記憶がなくなったということで、この衝撃は、じわりじわりと後から効いてくるもののようです。

パソコン関連業務を全国ネットで訪問受託する事業部を立ち上げた知り合いの言葉が身にしみます。
「パソコンは壊れるものなんですよ。僕も壊れたことがあって、それからバックアップを取るようになりました」

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★もし、必要な方は一度ご相談しては?
 ご紹介します。全国ネットなので、お住まいに近い登録クルーがすぐに来て
 くれて対処してくれます。小回りのきく個人・SOHO、小規模企業向けの  パソコン便利屋さんです。お世話になりました。
 日本電通(株) クルーウェアドットコム事業部  谷 洋 部長
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