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共に影響しあって、世界は動いていきます。
もう無関心ではいられない、世界の動きを検証します。
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■覇権主義国家をヒトに例える【2002年8月8日】
まず、最近の中国関連の報道をみてみます。米国防総省から7月に発表された中国の軍事力についての年次報告書で、中国が軍事費を公表している約200億ドルより4倍近い650億ドル使っている、(産経
7/13付け)とあります。沖縄やアメリカを狙う弾道ミサイルを揃えたり、ロシアから兵器を購入したり、新型の原子力潜水艦を自前で開発中といいます。この報告書ではまた、中国の軍事戦略の基本は偽装による奇襲作戦、特に台湾を短期で降伏させるための奇襲戦略を練っており、中国の弾道ミサイルが350基、台湾をにらんでいるのだと述べています。
中国vs台湾といえば、民主的な総統選挙に湧く台湾に対して、中国が海峡を挟んで軍事演習をして威嚇し、台湾海峡にミサイルを発射させ、アメリカはこれに対して空母2艘を急行させた1996年の中台危機が記憶に新しいです。
中国はまた、沖縄も尖閣列島も中国のものだと主張しており、問題は棚上げされたままです。
他にも、東シナ海の領有をめぐってフィリピンと、ベトナムでの国境紛争、チベットでの抑圧などなど。
このように、絶えず自分が世界の中心にいて、ことあるごとに周辺地域を自国に取りこもうと動き、軍隊を持ち出して威嚇したり、軍事制圧して問題に決着をつける、このような政治手法をとる中国を覇権主義国家といいます。
今日のように高度で複雑、専門的なスキル(舌戦も!)が必要になる国際政治となると、1個人にはその本質がわかりにくくなりますが、以外に簡単にみえてくる方法があります。ちょっと試してみましょう。
『...自分(Aさん)は由緒ある旧家の出で、エライのはあたりまえ。だってウチには4000年の歴史があるしね。それに比べて、近所の知り合いは皆自分より生まれも学問も劣っていて、まあ、人間というよりは人間になりたがっているケダモノですね。ウチも家族のゴタゴタでひどい暮らしが続いているうちに、周辺の家は立派な暮らしをするようになっちゃって...。B、C、D、Eの家も、元はといえばウチに手土産をもって挨拶にきていたケダモノたちじゃないか。どの家も、漢字を教えてやったからようやく話せるようになったんじゃないか。
領有権? もともとあの島は、古来ウチの手の者が使っていた島だから、ウチのもんだよ。役所の紙にびっちりそう書いて見せてやれ。あそこの海底石油はウチのもんだよ、分からないなら、ウチにはいつでも用意があるよ。なに、Eがごねてる? 若い衆を100人をやれ、反抗してくるなら、身体で教えてやるか。...』
国と国の問題も、こうして、1個人の問題に単純化してみると、おおよその輪郭が掴めてくるからおもしろい。本質を掴むのがポイントだから、アバウトでいい。ちょうど、虹を眺めるように。虹も、2〜3キロ離れてみるから全体像が見えるじゃないですか。
こういうヒトと隣同士になったお宅はけっこう大変な思いをします。
筆者の実家を立て直した際、隣家の主人がどうもこの手の人でしたからさあ大変。それを常日頃感じていた父は、更地になったときに測量の目印になる敷石の位置を、隣家の庭木やブロック塀を基準に詳しく巻き尺で図って、図に書きつけておくことにしました。
予想したとおり、隣家の主人がいちゃもんを付けてきたといいます。見にいくと、隣家との境界のゴロタ石が1列、いつのまにか1メートル程移動して食い込んでいる。そして、『立て直しにかこつけて、ウチにこんなに食い込んでるから引っ込んでくれ』と言ってきたといいます。この1メートルというのがミソですね。
揉めてはならないと思い、事前に図っておいた図を見せてお引き取り願ったそうですが、こういう手合いに対処するには、事前の準備がなによりも大切。ですが、ひとつ問題があります。というのは、自分の方が人間を悪く悪く見ようとしているような気がしてきて、少しメゲてしまうことです。ズ星だったとして、あと味もあまりいいものではないからです。
それが、国対国の出来事となっているにすぎません。中国が、周辺国の出来事を軍隊で威圧したり、軍事行動で解決していく考え方を止めないかぎり、心を開いてオープンに付き合えません。それなりの準備をせざるを得ない。それが中国の周辺国の偽ざる事情なのだと思います。
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